“空き駐車場の利用者を見つけ収入を得る方法には、大きく分けて以下の2つがあります。
①サブリース
 概要:サブリース業者に一括で貸し出し、業者が利用者を募集する方法
 契約:管理組合とサブリース業者、サブリース業者と利用者

②直接募集
 概要:組合または仲介業者が利用者を募集し、貸し出す方法
 契約:管理組合と利用者

今回は②の直接募集の課題について詳しくお話ししたいと思います。

課題の一つ目は審査。
募集を開始したらまず、問合せや申込みがあります。
そもそも誰が窓口となって連絡を受けるのか、という問題はさることながら
その申込み希望者は果たして身元がわかる方なのでしょうか?
支払い能力がある方なのでしょうか?

次に資金管理。
利用者が無事に見つかり契約する場合には当然お金のやり取りが発生します。
さて、だれがお金の管理をするのでしょうか?
滞納されてしまったらだれが催促の連絡を入れるのでしょうか?
仮に敷金をもらうとしたらだれが管理するのでしょう?
管理会社がやってくれるのでしょうか?業務委託外ではありませんか?

そして入居者需要発生時の対応。
入居者の需要が出た場合には、入居者を優先するのが一般的です。
今利用している外部の契約者に対して誰が解約連絡をいれますか?
もし審査をしておらず、仮に「反社会勢力の方」が利用していたとしたら連絡できますか?
連絡してもなかなか車を出さない、貸与物の鍵を返してくれないということも考えられます。

また、見解によっては外部利用者と入居者で優先順位を設けない場合、
駐車場全体が収益事業として課税の対象となることもあるのです。

最後にトラブルの対応。
先日お伺いした組合は、このトラブル対応で苦労された組合でした。

外部の利用者が半ドアのまま機械操作をしてしまったことで、車が破損する
という事故が起こりましたが、その方はご自身の過失を認めませんでした。
そのせいで、理事の方が事実確認のための防犯カメラを確認し、費用の見積もり依頼をし、利用者と連絡をし…
と、心身ともに疲弊してしまったとお話しされていました。

サブリースの場合は利用者と契約しているのはサブリース業者、つまりパーキングマーケットです。
上記に挙げた直接募集の課題をサブリースすることで全て当社が対応します。安心・安全の管理体制が整っているパーキングマーケットに是非お任せください。