『機械式駐車場の撤去/埋め戻し』と『サブリース導入』は
“相反する選択肢”と考えられがちですが、これらは相互のメリット/
デメリットを補い合う関係にあります。

機械式駐車場の撤去/埋め戻しには主に4つの壁が立ちはだかります。
①撤去費用の捻出
②法令等との関係
③既存利用者の駐車位置調整
④将来の駐車場利用台数の予測
これらの壁を打破するには、それなりの大きな決断と合意形成の為の
労力と時間がかかります。また、それに伴う機会損失もあります。

これらを補う手段としてのサブリースをお勧めします。

①撤去費用への貢献
  「次の大規模修繕の時期は?」これをまずご確認下さい。
  それが2年以上先であれば、そこまでサブリースで貯金をしては
  いかがでしょうか?
  撤去費用の満額をサブリースで捻出できるケースは稀ですが、
  修繕の為に積み立てられた予算と、サブリース賃料から得られる
  収入を合わせて撤去費用に充当できる可能性は小さくありません。

②法令等との関係
  『あるもの(駐車場)をそのまま使う』これがサブリースの原則です。
  台数を減らさず、居住者利用優先の原則を維持することができます。

③既存利用者の駐車位置調整
  サブリースでは、全く必要ありません。
  空き車室をそのまま使う前提のサブリースですから、サブリースを
  導入されている管理組合のほとんどは、駐車位置をそのままで
  サブリースを導入されています。
  (比較的使い勝手が悪い車室が多くなるのは、サブリースの宿命です)

④将来の駐車場利用台数の予測
  「居住者から駐車場需要が出たら、1台ずつでも解約できる」
  これがサブリースの大きなメリットの一つです。
  ※一定の解約予告期間があります。

機械式駐車場の撤去/埋め戻しの費用捻出手段の一つとして、
または撤去/埋め戻し確定するまでの期間のつなぎとして、
サブリースの導入を検討されてはいかがでしょうか?